こんにちは、かわよです!
サピックス主催の2023年度の「中学入試分析会」が都内某所で開催されたため、参加してきました!
万が一の電車遅延に備えて、余裕をもって家を出発。
会場の最寄り駅へは開始時間の45分前くらいに到着 早すぎた…。
近くのカフェでコーヒーを飲みながら、道行く人を観察。
ゾロゾロと会場へ向かうお受験パパママ達・・・私もその一人・・・。
そして会場近くで広告を配る家庭教師や教材会社の社員たち・・・。
すでに戦いは始まっていることを痛感しつつ、会場へ。
会場は満席。コロナ感染拡大以降、久々の会場開催とあって大盛況。
分析会が始まると皆懸命にメモメモ・・・私も負けじとメモメモ・・・。
私の頑張りで娘によい影響があると信じてメモメモ・・・。
2時間ぶっ通しでのメモメモ祭りは結構疲れました。
ということで、私がメモしてきたことを、皆様にもシェア。
少しでも皆様の役に立つと信じて・・・。
皆様の「豊かな生き方」につながると信じて・・・。
こぐま会教材、提携SAPIXピグマの「幼児通信教育モコモコゼミ」
2023年度中学入試分析会(首都圏)
★総括
全体的な傾向
- 2/1午前受験者数は昨年比1,000人増の43,000人で受験率は15%ほど、この傾向は数年間は変わらない見込み
- コロナの影響で追試を実施したり、面接を廃止したりしている学校は引き続きあるが、少しずつコロナが落ち着いてきたことで追試廃止、面接復活させた学校もあるため、次年度以降は要確認
- Web出願やWebでの合格発表が一般化
- 付属校の人気は一段落
- 進学校の志願者(強気受験)が増えた、これは午後入試受験者増の影響と思われる
- 女子は安全志向、チャレンジ回避の傾向
受験に向けてのアドバイス
- 受験パターンは欲張らずに、チャレンジ校、合格適正校、安全校をバランスよく受験すること(序盤に安全校で合格を獲得することで心にゆとりをもってその後の受験に臨める)
- 入試問題のレベルは年々上がっているため、コツコツ努力することが重要
- 成功する子には様々なことに興味関心が強い子が多いため、子供の好奇心を止めない
- 受験がスポーツだとすれば「子供=選手、講師=コーチ、保護者=マネージャー」であるため、保護者がコーチになってしまわずに子供に寄り添ってあげる(共感力を高める)ことが重要
- 子供は全員頑張っている、結果だけに捉われずに子供の努力を讃えてあげる
こぐま会教材、提携SAPIXピグマの「幼児通信教育モコモコゼミ」
★算数
全体的な傾向
- 典型的な問題が多かった
- 出題のカバー範囲は広がっている
- 正答率が0%や100%に近いであろう極端な問題も多少含まれた(選抜試験としては悪問…)
- 問題の長文化、会話文化による難度アップ
- 小数、分数が多く登場する数値設定(回答がきれいな数値にならない・・・)
- 他校で過去に出題された問題が出題されるケースもいくつか見られた
受験に向けてのアドバイス
- 自分で努力して解いたものは定着するため、ただ多く問題をこなせばよいわけではなく、時間をかけてでも努力して問題を解くことが重要
- 学習を楽しむ気持ちを忘れない(気づきやヒラメキの快感)
★国語
全体的な傾向
- 子供には理解しづらい文章が散見された(中にはバーのマダムや元妻などの登場人物や、アル中患者の最期の妄想だったなんてオチの文章もあったとか…)
- コロナをテーマにした文章を問題としている学校がいくつかあったが、それぞれのポイントが学校ごとのカラーで異なっていた
- 図やグラフ、会話文を使った問題が増えている(大学共通テストを意識した問題)
受験に向けてのアドバイス
- 子供にとって理解しづらい難しい文章は「どうせみんなわからないや」という気持ちで冷静さと根性をもってとりあえず最後まで読み進めてみることが重要
- 様々な視点や角度から考える力を身につける
- 細かな表現(例えば、「柔らかそうな肌」、「白い脚」など)からどのような想像ができるか、読み取る力を養う
こぐま会教材、提携SAPIXピグマの「幼児通信教育モコモコゼミ」
★理科
全体的な傾向
- 物理、化学、生物、地学からバランスよく出題されていた
- 出題範囲は多少拡がってきている
- 一問一答形式の問題は最初の数問のみで、理解を表現させる問題が増加傾向
- カタカナ指定やアルファベット略称を問う問題が増加傾向
- 今年度アメリカザリガニ問題が出題されたが、外来種による問題については今後数年も出題される可能性あり
- アニメの影響で落花生(ピーナッツ好きのキャラがSPY×FAMILYに出てる)やアサギマダラ(鬼滅の刃の胡蝶しのぶの着物の柄)、月の満ち欠け(上弦の月、これも鬼滅)に関する問題が出題された
受験に向けてのアドバイス
- ノーベル賞受賞者が出たらその分野には要注目
- アニメなども含めて様々なものに理科の眼を向ける
- 基本的な知識・解法を身につけつつ、さらに演習をこなして対応力をつける
★社会
全体的な傾向
- 地理:35%、歴史:40%、公民:25%くらいの割合で出題
- 地理では都道県の特色を理解し、統計表を読み解く問題が増加
- 歴史では鉄道(開業150年)や沖縄(復帰50年)に関連する問題がやや増加
- 公民で目立ったのは選挙(世襲等)や国際社会(ウクライナ侵攻等)に関しての問題
受験に向けてのアドバイス
- ニュースを家族の会話のネタにして自然と興味、理解を深める
- TV等から得られる情報は非常に重要(「ブラタモリ」は要チェック!)
と、まぁざっくりこんな感じです。
誤字脱字や聞き漏れ、聞き違いなどあってもご容赦ください・・・。
こぐま会教材、提携SAPIXピグマの「幼児通信教育モコモコゼミ」
この情報が皆さんの「豊かな生き方」に繋がりますように。
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