こんにちは、かわよです!
うちの息子は現在中学2年。そして、東京郊外在住。
都立一本に絞った中学受験には失敗し、地元の公立中に通っています。
そろそろ志望校も検討していかなきゃいけないのですが、
ほとんどの中学生には自分がどこを受ければいいのか、想像できないですよね。
当然ながら、我が息子もまったくもってよくわかっていない・・・。
なんなら受験が徐々に近づいてきていることすら、あまり気づいていないような気がしますね。
そこで、最近息子&妻と、近郊の高校についてちょろっと調べ始めたんです。
その中で面白い学校を見つけたので、今回はその学校を皆さんに紹介したいと思います!
その学校は「国立東京工業高等専門学校」、略称「東京高専」です!
おそらくほとんどの家庭では「高専」は選択肢に含めていないのではと思います。
ですので、今回は「そもそも高専って何?」というところから紹介していきます。
高専(高等専門学校)とは?
まずは国語辞典で調べてみました。
”中学校の上の学校。工業(五年)と商船(五年六か月)に関する専門の教育をさずける。高専”
と記載されていました。
高専には工業と商船の2種類があり、それぞれ修学期間が異なるようです。
東京高専は工業高専なので修学期間は5年となるのですね。
もう少しわかりやすい表現はないかということで、東京高専のHPにアクセスして調べてみました。
すると下記の表現を見つけました!
“高専とは中学卒業後すぐに入学できる理工系カレッジで、国立の学校が全国に51 校あります。大学・短大などと同じ高等教育機関ですが、高等専門学校は中学校卒業で入学でき、修学年限は 5 年間です。一般科目と専門科目を効率的に学び、5 年間の一貫教育で、大学より2 年早く卒業できることになります。1 学級40 名という少人数教育の特色を生かし、充実した教育内容を提供しており、特に実験・実習を重視し、理論と実践を兼ね備えた技術者を養成しています。”
ということで、なんと高専は大学と同じ分類に入る高等教育機関なんです。
しかもエンジニアを養成する機関ということで、大学のような専門的な教育を提供してくれるんです。
これってすごく魅力的じゃないですか?しかも、「国立(こくりつ)」ですよ?
これはなんだか魅力的っぽいぞ、ということで、いろいろと調べてみました。
国立東京工業高等専門学校(東京高専)
所在地:東京都八王子市椚田町1220-2
創立:1965年(昭和40年)4月1日
設置学科:機械工学科,電気工学科,電子工学科,情報工学科,物質工学科
学生総定員:5学科,1000名
敷地面積:101,850㎡
建物面積:32,531㎡
魅力的な専門学科と広大な敷地、これはもうもうまるで大学ですよね!
中卒でこんなところに通えるなんて、大人としては想像するだけでちょっとワクワクしますよね。
他にはどんな特徴があるのか調べてみました!
東京高専の魅力
- 卒業後の進路は、就職と進学の比率がほぼ同数
- 進学する場合には編入試験等を経て、大学の3年次に編入学ができる
- 卒業した学生は、「準学士」の学位を取得できる
- 5年の期間後に「専攻科」で 2 年間の教育課程を経て、「学士」の学位を取得することができる
- 自宅が遠方の学生のために寮が併設されている
- 服装や髪形は自由(ただし清潔感やTPOは必要とされる)
- 男女比は(男)85:15(女)くらい
- 4年次には授業としてインターンシップが組み込まれている
上記の図のように高専は高校以上、大学未満の位置づけとなっているので、
卒業すると「準学士」の学位が取得でき、専攻科へ進めば「学士」を取得することもできるんです!
大学3年に編入することもできますし、なんだかどんどん魅力的に見えてきますよね。
さらに何といっても国立なので、学費が安いというのが大きな魅力!
そのうえ、卒業後の進路も大手企業が目白押し!
例えば、NHKメディアテクノロジー、NTTコミュニケーションズ、国際ソフトウェア、JR東海、セイコーエプソン、全労災システムズ、日本システム開発、日立製作所、富士通・・・
ちょっとすごくないですか・・・?
こんな魅力的な学校であれば選択肢として検討してみる価値は十分にありますよね!
2023年現在の推定偏差値は64くらいでしょうか。
うちの息子が偏差値的に届くのかはさておき、、、魅力的な学校であることは間違いありません!
是非、高校受験を控えた方やお子さんをお持ちの方は一つの選択肢として検討してみてください。
この情報が皆さまの「豊かな生き方」に繋がればうれしく思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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