【兄弟二人時間】GWに兄の住む仙台をひとりで訪ねた話<オススメのおでかけスポット11選>

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こんにちは、かわよです!

2023・GW。兄の奥様がちょっと先に帰省することになり、GW前半戦、兄が暇になったということで、急遽兄の住む仙台にお呼ばれし、ひとりで3泊4日してきました。
なぜ一人だったかというと子どもたちは習い事や学校があるということで、私一人だけで行くことになったというわけです。

兄と二人でこれだけの時間を過ごすのはおそらく少年時代以来でしょう。お互いの家族を交えて一緒に旅行したりなど比較的仲の良い兄弟だとは思いますが、二人だけで出かけるというのはあまり記憶にないですね…。

それでは今回の旅物語を語りつつ、今回訪問した宮城、山形のおすすめスポットを紹介していきたいと思います!

兄弟二人3泊4日、宮城・山形の旅(若干姪っ子の登場あり)

私の兄は仕事の都合でかれこれ10年以上も仙台に住んでいる。すでにマイホームも建ててすっかり仙台人だ。

兄は私の3学年上で、私が高校入学の時に地方大学へ進学することとなり、家を出てから一緒に暮らしたことはないのです。私はもう40過ぎのおじさんなので、かれこれ25年以上一緒に暮らしていないこととなりますね。

そんな兄にはかわいい中一&高一の二人の娘がいて、この私の訪問期間も家にいたのですが、お年頃の娘ということで、おじさん二人を長時間相手してくれるわけもなく、必然的に兄との二人時間が増えたわけです。

それでは、さっそく初日の過ごし方から紹介していきましょう!

1日目:サウナで”ととのう”⇒姪っ子とカラオケ大会

兄の奥様(お義姉さん)は10時過ぎ仙台発の新幹線で関西方面の実家へ帰省するため、兄はその時間見送りで仙台駅へ来ているとのこと。それより少し早く着けばちょろっとだけお義姉さんとも会えるということで、10時前に仙台へ着く新幹線を手配。私は東京郊外在住のため、東京駅よりも大宮駅へ出た方が早いケースがあるんですよね~。

仙台の「台」を写さない大失態…

予定時刻通りに仙台に到着し、まずはホームで兄&お義姉さんと合流。お義姉さんとの記念撮影を済ませたのち、お義姉さんの乗る新幹線をお見送り。この時点でまだ10時半くらい。

「このあとどうするの?」と兄に聞くノープランな私。

すると「お前にサウナでのととのい方を伝授する!」と兄。

①キュア国分町

と、いうわけで初日は仙台市内のサウナ施設「キュア国分町」で”ととのう”ことに。
なんと1800円で5時間滞在+ランチ付きというランチパックなるものがあり、とってもお得に利用できる。
ココは完全に「大人なオトコの空間」といった感じで、ただただ癒しの時間が流れていた。
「サウナでのととのい方」は別記事参照

引用:キュア国分町公式HP

兄のレクチャー&いただいたサウナハットのおかげでサウナ初心者の私もすっかり”ととのう”ことに成功し、あっという間に4時間経過し15時に。

↓サウナハットが欲しくなった人は↓

(番外編)姪っ子たちとのカラオケ

兄の長女(かわいい姪っ子第一号)が部活の練習試合のため、車で会場まで迎えに行く必要があるということで、姪っ子第一号を一緒に迎えに行く。一年数か月ぶりに再会した姪っ子はすっかり女子高生になっており、なんだか不思議な感覚。でも満面の笑みで接してくれる姪っ子はやっぱりかわいいもんだ。

家に戻り、一日中家でダラダラ過ごしてた姪っ子第二号とも合流し、みんなで夕飯の相談。
この日の夜は姪っ子二人とも用事がないということで、4人で持込可のカラオケ「まねきねこ」へ行くことに。姪っ子とカラオケなんて当然初めてだし、兄と行くのだっていつ以来だろう…。もう20年ぶりくらいかもしれない。

おじさんたちも大はしゃぎ

おじさん二人とお年頃の姪っ子二人でも結構楽しめましたよ。姪っ子第一号は友達とよく遊んでるようでとても上手でした。笑

↓カラオケの練習したくなった人は↓

お酒も進み、家に帰り、ぐっすり就寝・・・。

2日目:山寺登山⇒そばがき体験⇒かみのやま温泉

仙台2日目は、姪っ子第一号は友達とおでかけ、第二号は今日も家でダラダラしたいということで、兄と二人でおでかけ。

②山寺(山形)

目的地は隣県・山形の山寺

山寺は松尾芭蕉が「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」を詠んだ寺として有名で、山の上、さらに言えばまるで崖の上に建っているかのような佇まいがとても魅力的で世界中から観光客が訪れる観光スポット。

1000段の階段で兄はぐったり…

山門から山頂・奥の院まで1000段あるとされる階段を上るとおじさん二人は汗だく…。着替えを持ってこなかった二人は山頂売店にて山頂限定のTシャツを2500円でGET。私は「今年の新色です!」と売店のお姉さんたちにオススメされたカーキ色のドライTシャツを。兄は紺色のノーマルTシャツ。40過ぎてペアルックしちゃうなんて結構な仲良し兄弟ですね。笑

兄の方が少し背が高い
↓山寺について詳しく知りたい人は↓

③原口そばや

山寺の後は上山の「原口そばや」へ。メニューが「もりそば、とりそば、そばがき」とお酒くらいしかないこだわりのお店。ここではもりそば、そばがき(納豆)、そして1級のお酒をいただく。

最高のこだわり蕎麦
そばがき初体験

そばがきを食すのはおそらく人生初の体験だったように思う。そばの濃厚な味わいを堪能することができ、自然とお酒も進む。気づくと昼から2杯も1級酒を堪能。運転のため我慢の兄に感謝。

↓そばがき食べてみたい人は↓

④下大湯公衆浴場(かみのやま温泉)

その後はその昔、沢庵禅師も入浴したといわれる「かみのやま温泉」の外湯の中で最も歴史の古い下大湯公衆浴場へ行き、熱々のお風呂に入浴。
大人でも150円で入浴できるとあってとてもコスパがよい。温度はかなり高めだけど、じっと我慢して入っているとそれが心地よくなってくる。不思議な感覚。

公衆浴場前でポーズとる人はあんまりいない

無料駐車場もあるので、観光客でも行きやすいですが、髪を洗ったりするためには洗髪料を別途払ったりする必要があるので、単純に入浴のみを楽しむことをオススメします。ルールを守らないと地元の常連さんに怒られたりすることもあるようなので、ご注意を。

近くの精肉店で馬肉を購入し帰路につく。帰ってからちょろっと買い出しに行き、夕飯のカレーを作り始める。普段あまり料理をしない兄が一生懸命に(お義姉さんにTV電話で教えてもらいながら)、なんとかカレーを完成させた。私はサラダ担当で残り物のキャベツとレタスでごちゃまぜ千切りサラダを作りました。(切っただけ。笑)

姪っ子たちと共に食卓を囲み、兄とは一緒に酒を飲み交わし2日目の晩も楽しい時間を過ごしました。

3日目:塩釜市場⇒石巻震災遺構⇒鳴子温泉⇒いなご体験

3日目は、姪っ子たちは学校へ。おじさん二人は、まずは夕飯の刺身を調達するために塩釜漁港へ。

⑤塩釜仲卸市場

塩釜仲卸市場は一般客でも卸値で買い物ができる貴重な市場。平日は何と午前3時から、日・祝日も午前6時から開市しているため、早い時間に行かないとめぼしい商品は売れてしまうのでご注意を。

市場に到着した二人はまずその場で食べられる生牡蠣&生帆立を堪能。兄は以前に2回牡蠣にあたっており「帆立にしとく」とのこと。

めちゃめちゃ美味しかった!

私は生牡蠣をいただいたわけですが、そりゃもう言葉にならないくらい美味しかったです。しかもサイズがかなり大きく一口ではいけないほど。もう満足度はハンパなかったです。

生牡蠣&帆立を堪能した我々はいよいよ夕飯の刺身の調達に、10時過ぎに到着したため、すでに結構売れてしまっている。中にはすでに閉店している店もある状態。それでも本マグロの刺身セット&帆立&赤エビをしっかり調達し、クーラーボックスにてしっかりと保存!

↓宮城県産の刺身を堪能したい人は↓

⑥大川小学校(石巻・震災遺構)

次の目的地は石巻にある震災遺構の大川小学校。仙台在住の兄は2011年の東日本大震災を経験している。仙台でも丘陵地帯在住の兄のため、津波被害はなかったが、それでも電気・水道・ガスなどのライフラインの被害はあった。当時は風呂をためることも沸かすこともできず、早く復旧した知り合いの家でお風呂を拝借する日々が続いていたと聞く。

東京在住の私は当時、電車が止まり会社から家に帰れなくなり、会社のTVで会社の同僚と津波被害のニュースを見て一晩過ごしたことを思い出す。「大川小学校」の名が出てきたのは被害状況が明らかになってきた翌日以降のことだったと思うが、ニュースで頻繁にこの名を聞いていたことは間違いない。

今回兄の家を訪ねるにあたり、震災遺構には行きたいと思っていたので、大川小学校に来ることができてよかった。

合掌

この小学校は逃げる際に川の方に向かって行ってしまったことから被害が拡大したとされ、訴訟にまで発展してしまった悲しい過去を持つ。確かに学校の裏には裏山があり、そこに逃げていれば多くの命が助かったかもしれないとも思うが、当時は皆が正常な判断ができないほど混乱状態だったのだろうことも想像できる。

とてものどかな場所にあり、また建物もとてもオシャレなつくりで、ここに通っていた子たちはみんなこんな素敵な学校に通っていたことは自慢だったんじゃないかと。それが一瞬にして、悲しい場所として有名になってしまったというのは、なんとも言い難い思いが募る。

今生きている私たちはしっかり幸せに生きなければならないと改めて思わせてくれる場所だった。

↓大川小学校で何があったのか知りたい人は↓

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感想(3件)

⑦ゑがほ食堂(鳴子温泉)

大川小学校を後にしたおじさん二人は今日も温泉を求めて車を走らす。目指すは鳴子温泉。

大川小を出発したのが12時過ぎてたと思いますが、道中めぼしい飲食店がない・・・。ということで鳴子温泉まで我慢し、到着後に遅めの昼食。入ったのは駅のすぐそばにある「ゑがほ食堂」。いただいたのは山菜きのこそば。これがきのこや山菜の味が濃厚でめちゃめちゃ美味しいし、さらに超満腹になるほどの具沢山で大満足の一品でした。もちろん運転を兄に任せている私はビールもいただきましたよ!

おじさん二人で写真の撮り合いっこ
↓家で山菜きのこそばを作りたい人は↓

⑧滝の湯(鳴子温泉)

山菜きのこそばで満腹になったおじさん二人が次に向かったのは同じく鳴子温泉にある「滝の湯」へ。このお風呂も体を洗うスペースなどない「ザ・温泉」。そして、昨日同様にめちゃめちゃ熱い。ちなみに大人200円、子供100円で入れます。

かなりの熱いお湯ですが、地元の常連さんと思われるおじさまは平気で入浴している。私も負けじと顔を真っ赤にしながら、しばらく頑張りましたが、途中で断念して、途中からは足だけ入浴。それでも十分にあったまる。

知らないうちに兄に撮られてた…笑

ということで、二日にわたり温泉を堪能し、仙台までの帰路につく。

夕飯は今朝がたGETした新鮮刺身!兄が姪っ子第一号を習い事が終わる時間に迎えに行ってから、21時過ぎに遅めの夕飯。

食卓に海の幸が並ぶ幸せな眺め

大トロは刺身セットとは別でさらに追加購入。最高においしくいただき、日本酒も進みました。そして赤エビの頭を使って、私が味噌汁を作ったら姪っ子たちにも大好評!よく出汁が出て最高に美味しかった!

よく見ると、海の幸に混ざり何やら茶色の物体が?これは鳴子温泉で姪っ子たちのためにネタで買ってきた「いなご甘露煮」。最近流行りの昆虫食。

閲覧注意ですかね

私は子どもの頃に食べたことあったけど、兄は覚えてなかった様子。食べてみたら「普通にうまいね」と箸も酒も進んでいました。子供たちも意外と食べられるとのことでしたが、別に人気はなかったです。そりゃ子供たちには美味しいお刺身の方が人気ですよね!

と、東北の美味しい酒と美味しい肴に満足して3日目も終了~。

↓いなご甘露煮を食べてみたい人は↓

4日目:兄弟ランニング⇒仙台観光⇒車で帰京

いよいよ仙台旅最終日。この日も子供たちは学校へ。

毎月100kmを目標にランニングをしている私。それを知っている兄は「4日間ランニングしないと不安になるだろ?」と一緒に走ることを提案。私は別に月に100㎞走ればいいので、気にしていなかったが、せっかくのお誘いなので一緒に走ることに。とは言っても兄も月に数十kmは走っているので、そんな大差はないですが。

兄弟で兄の家の周辺を9㎞ラン。兄の家の周りはかなりアップダウンがきつく、いつものペースでは全く走れない。道もわからないし、兄のペースに合わせてゆっくり走る。閑静な住宅街の中を、いろんな家を見ながら走るのって楽しいんですよね~。

兄弟でランニングなんて健康的兄弟

約1時間ほど走ったおじさん二人は、家でシャワーを浴びて、仙台観光へ!

⑨仙台城跡(青葉城)

仙台に来たからにはここは行っておきたいと兄に懇願し、仙台城跡へ連れて行ってもらう。あの有名な伊達政宗像が建っていることで有名な場所。もちろん私も伊達さんの前でパシャリ。

結構混んでたのですが、タイミングよくパシャリ

実は伊達政宗像は2022年3月の地震で破損し、全体が傾く被害を受けたため、修復作業がされており、つい先日、修復が完了したばかりなのです!なので、兄も何度も来ている場所ですが、「修復後は初めて来るよ」なんて私に言いながら、頑張って今回もここに来る意味を見出していました。優しい兄ですね。

仙台城本丸はすでに焼失していて完全な跡地ですが、ここに昔は伊達政宗がいたんだと思うとなぜだかワクワクした気持ちになりました。ちなみに私の兄は超が付くほどの歴史好きなので、いろいろと解説してくれて面白かったです。

⑩瑞鳳殿

次に訪れたのは瑞鳳殿。つまりは伊達政宗のお墓ですね。入口から瑞鳳殿に向かう参道階段は62段あり、伊達62万石にちなんでいるそうです。

この階段は昔のままだそう

この階段を上った先に拝観料を払う施設があり、そのさらに先に瑞鳳殿があります。今回はたまたま御開帳されており、何度も来ている兄も初めて瑞鳳殿内の政宗像を拝んだそうな。戦争で一度被災しており、現在の像の顔は実際の顔に近づけて作ってあるそう。ちなみに政宗の遺言により目は隻眼ではない。

煌びやかな装飾
御開帳されていた政宗像

伊達政宗の御霊屋で政宗公をより身近に感じて、仙台観光は終了。最後に遅めの昼食を取りに仙台市内へ。

⑪エビアン 東一店

仙台最後のランチは普通の喫茶店(カフェではない)に行きたいということで老舗喫茶店で有名な「エビアン 東一店」へ。

ここでいただいたのは兄弟そろって「ハンバーグナポリタン」。いくつになっても好みは一緒なのね。

おじさん二人で思い出作り

レトロでかわいい雰囲気の店内で食べる昔懐かしのハンバーグナポリタンは最高でした。

↓ハンバーグナポリタンを食べたくなったら↓

ここで私と兄の二人時間は終了。

兄と姪っ子たちはお義姉さんの実家のある関西に車で向かうということで、そこに便乗。21時に仙台の家を出発し、東京の我が家前で降ろしてもらい、兄たちはまた関西へ向かっていきましたとさ。ちなみに我が家に着いたのが夜中の1時半、関西の家に着いたのは翌昼の12時過ぎだったそうな。渋滞恐ろし。無事に到着して何より。

我が家前で解散のパシャリ

兄弟旅の振り返り

兄弟二人で過ごす時間は本当に貴重でした。もう二度とこんなにゆっくり二人だけで過ごすことはもしかしたらないかもしれない。

誘ってくれた兄にも感謝だし、快く送り出してくれた妻や家族にも感謝。また、おじさん二人と付き合ってくれたかわいい姪っ子たちにも感謝だ。もちろんちょろっとお小遣いは渡しました。お義姉さんも留守中にお邪魔すること許してくれてありがとう!

素敵な家族に囲まれて私は幸せだと思えたそんな貴重な旅でした。

この情報が皆さまの「豊かな生き方」に繋がりますように。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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コメント

  1. さいころ より:

    あまり旅行に行かないんですが、この記事を読んで旅行に行った気分になれました!笑
    おいしそうで楽しそうで良い時間を過ごしたのが伝わってきますね!

    • かわよ かわよ より:

      さいころさん、コメントありがとうございます!
      40過ぎのおじさん二人旅、結構楽しめました。笑
      たまには兄弟水入らずの時間も良いもんですね♪

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